
安東 美和子
教授(実務家)
現職及び主な経歴 |
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法政大学大学院法務研究科教授 1985年~2017年 検事(東京,長野,札幌地検検事,法務総合研究所研究部室長研究官,函館地検次席検事,司法研修所検察教官,東京高検公安部長などを経て,德島地検検事正,熊本地検検事正,最高検検事) 2003年 旧司法試験考査委員(憲法) 2005年 新司法試験考査委員(刑事系刑事訴訟法) |
担当科目 |
刑事訴訟法演習Ⅰ、刑事訴訟法演習Ⅱ |
オフィスアワー |
月曜4限 研究室 |
自己紹介 |
2017年まで約32年間検事として勤務し,捜査公判業務のほか,犯罪白書作成,司法研修所教育などに携わってきました。それらの経験を生かして,これから法律実務家を目指す人たちに実務の真髄,魅力の一端を示せたらと思っています。 |
最近の研究テーマ |
刑事裁判における主張・立証のあり方 |
最近の主要著書・論文 |
「『具体的事実に法を適用する』とはどういうことなのか ー現行犯逮捕の事例を題材として」 (『法政法科大学院紀要』第16巻第1号、2020年) 「伝聞証拠の意義(1) -供述内容の真実性の証明か供述の存在自体の証明か」 (『法政法科大学院紀要』15巻1号、2019年) 「刑事政策の現場から 万引きは軽微な犯罪か」 (『罪と罰』52 巻1号、168-170頁、日本刑事政策研究会、2014年) 「捜索・差押え−検察の立場から」 (『新刑事手続Ⅰ』、悠々社、2002年) 「犯罪被害の実態に関する調査」 (『法務総合研究所研究部報告7』、法務総合研究所、2000年) |
MESSAGE |
法律は、本来決して難しいものではありません。最初は取っつきにくくてよく分からないと感じるものですが、実際にどういう場面でどう使われるかをイメージし、常識に照らしてどういう結論が妥当かを考え抜くことで、次第にリーガルマインドは身に付くはずです。そのための努力は決して惜しまないでほしいと思います。私もそうやってがんばっている皆さんへの助力は惜しみません。 |