
交告 尚史
教授

現職及び主な経歴 |
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法政大学大学院法務研究科教授 |
担当科目 |
行政法Ⅰ、行政法Ⅱ、行政法演習Ⅰ、行政法演習Ⅱ、エクスターンシップ |
オフィスアワー |
水曜6限 研究室 |
自己紹介 |
岐阜県出身。趣味は囲碁ですが、今は打って愉しむ時間がなく、もっぱら棋譜並べです。それから、ムシ屋(昆虫好き)としても知られています。この趣味は、環境法研究と結びついています。 |
最近の研究テーマ |
北欧の行政裁量論 |
最近の主要著書・論文 |
『スウェーデン行政法の研究』 (有斐閣、2020年) 「デンマークの行政手続法の概要と理由付けに関する規定」 (『行政法研究』27 号、117-130頁、信山社、2018年) 「フランス行政法における例外的決定の理由付記」 (『法學志林』115巻4号、 23-44頁、2018年) |
MESSAGE |
囲碁に定石あり。部分的に最善と評価される打ち方です。相手が定石通り に打ってくれば、こちらも定石通りに打てばよいのですが、定石を外してきたときは、あなた自身がその場面に応じて適切な着手を発見しなければなりません。 法律学の学習にも同じことが言えます。教科書で整理された学説や判例法理は定石に当たります。これを覚えることも大切ですが、試験問題で設定されている場面が定石と違うのに、 定石を思い出して当て嵌めようとすると、ひどいことになります。出題者の意図を汲み取って、自分自身で適切な対応策を考えないといけません。その力をつけることが法科大学院の学習の目的です。 |