授業体験者の声

クリニック授業 ~体験者の声~
法学未修者 S.H

私は、大学院修了後の進路の一つとして企業内弁護士になることを考えています。そのため、企
業法務等に関わりが多いクリニックを受講しました。
 クリニックでは、コンプライアンスに関する基本的な理解から現場ではどう活用されているか
など、多岐にわたって学ぶことができました。はじめは、経団連による企業倫理綱領や実在する
企業によって作成されたコンプライアンス・マニュアルを検討し基本的な理解に取り組みました。それに加えて様々な事例や判例を扱うことで、実際にコンプライアンスがどのように活用されてきたかについて運用面での利点、改善点など実践的側面から考えることができ、とても勉強になりました。また、講義では企業法務の理解だけではなく、今後、法律実務家として企業法務に関わる場合の心構えや、さらには企業と法律家の関わり合いについて意識することの大切さについても勉強することができ、将来の法曹像を意識して受講できました。
 今後は、クリニックで学んだ、コンプライアンスと企業法務への理解や、法律実務家として持
つべき心構えをしっかり意識し、企業外取引での法適用に対する取り組みだけでなく企業内部の
コンプライアンスの運用等に対しても厳しい目を向けて、より良い社会経済への発展に寄与でき
る積極的な姿勢を持って取り組める弁護士を目指したいです。


ローヤリング授業 ~体験者の声~
法学未修者 S.T

僕は、弁護士ではなく検察官志望なのですが、弁護士がどのようにして依頼人と信頼関係を築
いていくのか興味を持ち、ローヤリングを受講しました。
 法律基本科目では、主に法律要件の解釈とその適用および制度趣旨等について学ぶのですが、
ローヤリングはこれとは異なり、法律論は意識しつつも依頼人とのコミュニケーション方法に重
点を置き、いかにして同人らと信頼関係を築けるかについて学びます。
 また、他の実務科目は、訴訟手続等一般私人が介入しない法曹三者のみで完結するような内容
を学ぶのですが、ローヤリングは、前述のとおり一般私人との対人関係を意識した内容(依頼人
からの相談や同人らへの助言等)を学ぶ点で異なります。
 実際に法律相談のロールプレイをやってみると、依頼人が弁護士に何を求めて相談にくるのか
が分からない点で苦戦しました。たとえば、夫の暴力で悩む人が相談に来た場合、離婚相談かな?と思ったのですが、実際には離婚を求めているわけではありませんでした。このように、弁護士の思考と一般私人の相談内容の乖離がたびたび見受けられるというのを実感できたのは非常に勉強になりました。
 ローヤリングでは、法律要件の勉強をしているだけでは解決できないあまたの事情があるのだ
なと実感することができました。また、依頼人の視点からも、事案を見ることの大切さに気づくことができ、非常に勉強になりました。今後は、
授業で培った経験を生かし、犯罪被害者に親身に寄り添い、被害者と共に泣く検察官を目指したいです。

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